INTERVIEW
インタビュー

#01
COCO KYOTO 本店
パティシエ 横田様
カカオは古くから薬のように扱われ、栄養価の高いスーパーフードとして知られています。私自身、長年スイーツ業界に携わり、当たり前のように白砂糖入りのチョコレートを使ってきました。
COCO KYOTOで、天然甘味料のみを使ったショコラづくりに挑戦したことで、自分の意識も大きく変わりました。糖質を制限している方でも安心して楽しめる、体にやさしいスイーツを提供したいと思うようになったのです。
天然甘味料で作るショコラは、しっかり甘いのに後味が軽く、お客様からも「甘いけどくどくない」とご好評をいただいています。白砂糖を使うと素材の味が隠れてしまいますが、天然の甘味料はカカオの風味を引き立ててくれます。
中でも「らかんか顆粒」との出会いは大きく、カロリーゼロ・糖質ゼロで、黒糖のような自然な甘みが魅力です。看板商品の「ロウシリーズ」や、ICAでシルバー賞を受賞した「ベトナム85%」にも使用しています。
自宅でも「らかんか顆粒」を使っており、料理やお菓子づくりに重宝しています。子どもにもなるべく自然な甘みで育ってほしいと思っています。

#02
KICKBACKCAFE
パティシエ 長谷川様
キックバックカフェは「リラックスしよう」という意味から名付けられ、安心で美味しい食事とイベントを通じ、訪れる人に元気を届けています。
ヴィーガンスイーツを始めたのは、オーナーの提案がきっかけ。情報も少ない中、アメリカで出会った本格的なヴィーガンスイーツに刺激を受け、素材を調べて試作を重ねました。最初のチョコケーキは不安もありましたが、好評で看板メニューになりました。周囲の声を素直に受け入れたことが成功につながったと思います。
羅漢果との出会いも、お客様の声からでした。甘味料をすべて羅漢果に変えると、味に深みが出て、キレのある後味に。健康面だけでなく、ケーキの品質保持にも効果を感じています。今では風味の相性も考えて、くるみなどと合わせています。
家庭でも料理や飲み物に取り入れ、イベントではその魅力を伝える機会も増えました。今後も、自然な甘さの良さを広めていきたいです。

#03
KICKBACKCAFE
瑠璃色の地球 松崎様
「瑠璃色の地球」は、単なるリラクゼーションではなく、心と体の根本からの回復を目指すトータルケアサロンです。一時的なほぐしではなく、カウンセリング・施術・食事やセルフケアのアドバイスを通じて、マイナスからゼロ、さらにはプラスの身体状態へと導きます。
中でも、特に重視しているのが食事指導。現代人の多くが添加物や偏った栄養に無自覚であるため、丁寧なアドバイスを行っています。身体に必要な栄養が整ってこそ、施術の効果も活きてくると考えています。
施術は2時間が基本。じっくりと話を聞き、精神的なケアにも力を入れています。サウナも併用し、代謝促進にもアプローチしています。男性利用者が7割を占め、姿勢改善など目的意識を持った来店が多いのも特徴です。
技術は、海外の王室御用達技術を学び、深層リンパから痩身まで対応。不快感のないタオルワークなど細部にまで配慮し、心地よさを追求しています。
また、施術後に提供する「羅漢果ちょこ」は、松崎さんの妊娠をきっかけに誕生。自然な甘さで体に優しく、妊婦や子ども、甘いものを控えたい方にもおすすめです。現在は6種のフレーバーを展開。
社会貢献にも積極的で、ウクライナ避難民やシングルマザーの支援にも取り組んでいます。世界平和への想いから始まった活動は、地域に根ざした癒しの場として形を変えながら広がっています。

#04
KICKBACKCAFE
Pinon Plus様
私は小さい頃から「お菓子屋さんになる」ことが夢でした。母と一緒に作ったお菓子を学校のイベントで販売し、直接「おいしい」と言ってもらえた体験が強く心に残っています。それが今の原点です。高校卒業後は専門学校に進学し、京都の有名店に就職。その後、もっと視野を広げたいと考え、貯金をしてフランスにも渡りました。
留学ではなく、自らお店を回ってお願いし、現地で数ヶ月間働かせていただきました。文化も言語も違いましたが、現地での経験は、働き方や素材への考え方に大きな影響を与えてくれました。
帰国後は地元・広島で30歳のときに自分のお店をオープンしました。開業は大変そうに見えるかもしれませんが、私にとってはとても楽しい時間で、夢中でお菓子作りに取り組んでいました。ただ、お客様の体に入るものを作っているという責任を感じる中で、「素材」へのこだわりがどんどん強くなっていきました。国産のものを使ったり、ミネラルが豊富な砂糖に切り替えたりと、少しずつ改良を加えていきました。
その過程で出会ったのが「らかんかこうぼう」の『らかんか顆粒』です。当初は一部の商品に使用していましたが、奈良に移転してお店を再スタートするタイミングで、「らかんか顆粒」を全面的に使用するという決断をしました。迷いもありましたが、自分が信じる方向で進もうと決めました。
お菓子を作る中で特に意識しているのは、「甘さ」についてのバランスです。糖質は普段の食事でも十分に摂っているので、あえてお菓子でたくさん摂らなくてもいいのでは?と感じています。むしろ、普段の食事で不足しがちな栄養素を、お菓子という楽しみの中に取り入れたいという思いがあります。「糖を摂るならミネラルと一緒に」という考え方も、この想いにぴったり合致しています。
現在のお客様の中には、健康や栄養に対する意識が高い方も多く、特にお子さんの補完食として、当店のお菓子を選んでくださる方もいらっしゃいます。そんな風に、お菓子を通して人の暮らしに寄り添えることに、日々やりがいを感じています。
店名の「ピノン」は、本名「のどか」から来ています。甥っ子が私のことを「のんぴ」と呼んでいたこともあり、「ピノン」と名づけました。奈良へと移り、これからさらに進んでいきたいという想いを込めて「プラス」をつけて、「Pinon Plus」としました。
今後も素材にこだわり、食べる人の体と心にやさしいお菓子を作り続けていきたいと思っています。