羅漢果とは 

世界で唯一、中国桂林の山岳地帯の限られた地域でしか生育しないウリ科のつる性植物です。

この天然果実は、生のままでは食べることもできず甘味もありません。収穫してすぐ天日で七日間乾かし、とろ火で約八昼夜あぶりつづけるという手間をかけてはじめて、その性質であるテルペングリコシド配糖体が熟成され、甘味が出ます。 尚、この甘さは、従来の砂糖(ブドウ糖)や果糖とも異なる甘さで、腸内で吸収されずに排出される為、ノンカロリーです。

 

 
 
 
  テルペングリコシド配糖体とは 

1983年に薬学者 竹本常末(東北大学名誉教授、徳島文理大学名誉教授)らの研究によって発見された甘味成分で、砂糖と比較して400倍以上の甘味を持つものの、砂糖と違い腸で吸収されることがなく、体外に排出される為、ノンカロリーという特性を持つということが明らかになっています。

また、体内で生じる活性酸素を消す作用があることがわかっており、酸化的ストレスに誘発される脳機能障害の予防や改善に有効といわれています。


参考文献
(あっと驚く羅漢果の力 森 昭胤 著)

 

 
 
 
古くから中国で「幻の長寿の神果」と呼ばれる貴重な漢方果実 

ノンカロリーだけが注目されダイエット食品とも言われがちですが、

羅漢果は「長寿の神果」と呼ばれ、中国では漢方薬として認知される天然の植物性健康食品です。

三大疾患全ての発症に深く関係する活性酸素(健康に害を与える毒性の酸素)を取り除く力SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)物質が多く含まれているのが羅漢果なのです。

「岡山大学医学部の森昭胤教授らによって明らかにされています」

現代人が不足がちなビタミン、ミネラルなど様々な栄養成分をバランスよく摂取できる果実です。

100g中の含有量(mg)

 鉄分リンカルシウムビタミンE
羅漢果9.51231548.0
ニンジン0.225270.5
ホウレンソウ2.047492.1
牡蠣1.9100881.2
上白糖0.0010.0
玄米0.613070.5